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芳醇/豊潤 ・ 小説と漫画創作 ・ 本と映画レビュー ・ 初心者社会学

(駄作)sono hino mae ni

この気持ちは、なんなのだろう。
わたしの中で混沌と渦巻き
胸の奥の真空管から 突き上げる、この気持ちは。


それは愛情であり、憎悪である。
それは幸福であり、絶望である。
だれかに 会いたくてたまらないと
同時に、みんな消えればいいと思う。
他愛ない言葉が たまらなく嬉しく
同時に、たまらなくわずらわしい。
空の青は 果てなく美しく
それでいて、泥のように汚い。
待ち遠しい未来が、永遠に来なければいい
けれども すべてが一度に 起こってしまえばいい。


相反する二色が混ざり合って
そしてできる 何色かが、湧き上がって
反乱し 氾濫し
わたしはその激動に、飲み込まれそうになる。
甘美な記憶に、溶けそうになる。
突飛な空想に、溺れそうになる。
時の流れから、零れそうになる。
ホームの淵の、
この平穏な危うさよ。




ああ、どうか、どうか。
その日の前に


あなたのその腕で、わたしを
ここへ繋ぎとめておいて。
わたしという旗を、ここへ
突き立てておいて。


零れぬよう、溺れぬよう。
どうか、どうか。


その日の前に。