旅するトナカイ

旅するトナカイの旅行マンガ ・ たまに短編小説 ・ 本と映画レビュー ・ 初心者社会学 ・ 日々考えること

博士の異常な愛情

「93分」ほど、好感の湧く映画の長さもあるまい。
冷戦を記憶していない戦後生まれとしては、いやーきわどいきわどい、という程度の印象が正しいのかどうか。とりあえずストレンジラブ博士の奇人ぷりがかわいらしくすら思える。手が勝手に動くというネタはどこが元祖なのだろうか。
世界的にいろいろ評価された作品なようだけれども、おそらく1か月後にはわたしの頭の中の消しゴムの餌食になっているであろうのが残念。暇つぶしにはなったけれども、画面に食いつくほどでもない。口元はゆがむけれども、声を出して笑うほどでもない。嫌いではないけど積極的に好きでもない。良い作品だとは思うのだけどもね。やれやれ。
一番よかったのは、オープニングのクレジットの文字のかわいさ。
ところで最後の博士に「クララ!」とつっこんだのはわたしだけではないはずだ。